その小学校のまわりはどんな感じ?ラビング散歩「所沢市の小学校区」編⑤ 泉小学校から荒幡小学校まで歩いてみました
泉小学校も荒幡小学校も最寄駅は下山口駅
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先日、何気なく地図を見ていて気がつきました。西武狭山線下山口駅、所沢市立泉小学校、所沢市立荒幡小学校はほぼ三角形に位置しています。両校とも最寄駅は下山口駅ということで、それなりの距離はありますが、ラビング散歩にはお手頃な印象を受けました。
そこで今回は下山口駅→泉小学校→荒幡小学校→下山口駅というルートで歩いてみることにしました。
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<西武狭山線下山口駅の改札口> |
下山口駅の改札口を出るとすぐに踏切があり、その向こう側に株式会社山口企画設計の看板が見えます。最初から手前味噌ですが、ここは私たちの山口店。不動産のことなら何でもご相談ください。
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<山口企画設計山口店> |
商店が立ち並ぶ県道55号線
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さて本題に戻り、泉小学校に向けて歩きはじめます。泉小学校までのメインストリートは県道55号線。正式名称は所沢武蔵村山立川線というそうです。この沿道にはいろいろな商店が点在していて生活に不便はなさそうです。
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<県道55号線は生活道路>
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<ふと見るとかわいい教会があった>
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駅から泉小学校までの間には人気のパン工房があります。なぜか「学校のあるところにはおいしいパン屋さんがある」といわれていますが、すこし距離があるものの泉小学校も例外ではないようです。 |
<弊社ウェブにも登場したことのあるパン工房> |
<まるごとアニマル関連のビル> |
地元の金融機関といえば「はんしん」と呼ばれている飯能信用金庫。下山口には山口支店があります。 |
<飯能信用金庫山口支店> |
その先にある真言宗佛蔵院は山口貯水池(狭山湖)に沈んだ勝楽寺から移転してきたという由緒を待ちます。本堂の杉戸絵は江戸時代後期の画家である石川文松が描いた作品で所沢市の指定文化財となっています。 |
<真言宗佛蔵院> |
最近よく見る有人のクリーニング店と無人のコインランドリーの複合ショップ。こうした地味なお店があるかないかで地元の利便性も変化します。 |
<雨の日は便利なコインランドリー> |
泉小学校の学区
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しばらく黙々と歩いて有名なデザートショップを通過。このお店は洋菓子・和菓子・ケーキなどを提供する品揃え豊富なチェーン店です。ここを過ぎれば電車のガードをくぐってすぐに泉小学校。泉小学校の学区は西所沢の南側まで含まれますが、今回は荒幡小学校方面に向かうので部分的に省略します。
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<人気のデザートショップ>
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気になるのは県道55号線沿いにあるベーカリーカフェ。外から見ると木の優しさが感じられます。どんなパンが焼けているのか興味津々。パンの好きな人はぜひ訪れてみてください。
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<ベーカリーカフェ> |
もうひとつ路地に見つけたハンバーガーショップがあります。地元情報によると、このお店はたまにしか営業していない謎のショップで、週末の夜などに行くと開いていることがあるとか。店内には数席のカウンターがあってイートインもテイクアウトも可能なようです。近くの人は開いていたらぜひトライしてみてはいかがでしょうか。 |
<謎のハンバーガーショップ> |
所沢市立泉小学校から荒幡方面へ
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泉小学校入口の交差点を入るとすぐに校舎が見えます。この道路は7:00から8:30までスクールゾーンになっていて子どもたちが元気に登校してきます。泉小学校の学校教育目標は、かしこく(知育)・やさしく(徳育)・たくましく(体育)とのこと。 また学校教育理念は「一人一人の子どもに光を」です。明るい校舎と広い校庭、敷地内に学童クラブも備えています。歴史や現状などの詳細な情報は入手できませんでしたが校庭を走り回る児童たちを見て癒されました。
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泉小学校南側の住宅街には本村公園があります。主に子どもたちが遊ぶ児童公園ですが緑が豊富でベンチもあり大人の休憩スポットとしても利用できます。昼間はママ友が集まって子どもを遊ばせていてほのぼのします。 |
<本村公園> |
聞こえる水の音に誘われて来てみると柳瀬川が流れていました。この川は荒川水系の一級河川で埼玉県では所沢、志木、新座などを流れ、流域には約30万人が居住しているそうです。 |
<水と緑の柳瀬川> |
柳瀬川を越えると住宅街に小さなお堂があります。その中には石造りのお地蔵さまが鎮座しています。これが関地蔵尊です。古くから子育てを見守るお地蔵さまとして信仰を集めており、地元だけでなく近郊から善男善女が訪れるそうです。 |
<関地蔵尊> |
関地蔵尊を背に歩いて行くと荒幡緑地です。このあたりからなだらかな坂道になり、荒幡小学校のある丘陵地帯までがんばって歩くことになります。最初のうちは沿道に住宅もあるので心細いという感じはありません。 |
<荒幡緑地> |
丘陵地帯に入ると所沢市立所沢第二幼稚園があり、そこには荒幡小学校の案内看板が立っています。ここまで来ると荒幡小学校まであとわずかです。 |
<所沢第二幼稚園> |
荒幡小学校の近くでは随所で丘陵地帯の遠景を楽しむことができます。 |
<荒幡の高台から見る風景> |
所沢市立荒幡小学校
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荒幡小学校の第一印象は「明るい丘の上の学校」というところでしょうか。学校の裏手には見晴らしのよい「ドレミの丘」があります。きれいな校舎と広い校庭、体育館や屋外プールを完備した立派な小学校です。
開校は昭和57年(1982)で、それ以来着実に歩みを重ねてきたとのこと。学校教育目標は「ふるさとを愛し、進んで学ぶ子」で、かしこく(知)・なかよく(徳)・たくましく(体)を提唱しています。そしてめざす学校像は「児童一人一人の笑顔がキラリ輝く学校~一人も取りこぼさない教育の推進~」です。
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<荒幡小学校の正門> |
<開校記念碑> |
<植込みの向こうは広い校庭> |
<体育館> |
<屋外プールはネットで視線から保護> |
ここからは遠景を満喫した荒幡小学校を背にして下山口駅方面へ歩きます。丘陵地帯の森林には見どころがいくつかあります。自然とふれあうことができる埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター(通称:いきふれ)、荒幡富士市民の森(人工の山と大きな森)などが有名です。興味と時間のある人は立ち寄ってみるとよいでしょう。今回は引き続き下山口駅方向に歩き続けます。ちなみにこのあたりに商店はありません。
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<整備された荒幡地区の道> |
山道を歩いて行くと荒幡浅間神社があります。この神社の来歴は不明ですが江戸時代初期から中期の創建と伝えられています。祀神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で荒幡村の総鎮守として崇敬されていたようです。 |
<浅間神社> |
今回歩いたエリアでは恒例のコインパーキングをあまり見ることがありませんでした。ですが荒幡地区から下山口駅をめざす住宅街では1日350円という格安の駐車場がありました。このくらいの相場だと利用しやすいですね。 |
<荒幡周辺のコインパーキング> |
森林を出て荒幡の住宅地に着くと、すぐに下山口駅です。西所沢駅と西武球場前駅を結ぶ西武狭山線には懐かしい黄色い電車が走っています。泉小学校と荒幡小学校の最寄駅である下山口駅はこの狭山線の駅。昼間は静かですが朝夕は通勤客で混雑します。
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<西武狭山線を走る車両> |
泉小学校と荒幡小学校の学区めぐりまとめ
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西武狭山線の下山口駅が最寄駅の泉小学校と荒幡小学校を歩きました。泉小学校は県道55号線に沿って商店が林立する生活面で恵まれた環境、荒幡小学校は森林と遠景が身近に楽しめる豊かな自然環境です。学区によって環境に違いはありますが、人それぞれの個性や嗜好に合わせて幸せに暮らしていけるのではないでしょうか。子どもたちはどこでも元気です。
取材・執筆・撮影/イワタハルユキ
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※アイコンをクリックすると詳細が表示されます。 1.下山口駅 2.山口企画設計 3.下山口キリスト教会 4.パン工房ぬっく 5.マインズアニマルクリニック 6.飯能信用金庫山口支店 7.真言宗 沸蔵院 8.木子里LYKKE 9.ハンバーガー happysmile 10.泉小学校 11.本村公園 12.関地蔵尊 13.所沢第二幼稚園 14.荒幡小学校 15.浅間神社
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