ジモト発見ライターが駅周辺を街歩き ラビング散歩「坂戸駅」編

ラビング散歩 落ち着いた地方都市の風情、よさこいと花と住みやすさが坂戸の魅力。

イワタハルユキ今回のラビング散歩は埼玉県西部からすこし奥へ入り、東武鉄道の坂戸駅周辺を歩くことにしました。坂戸駅は埼玉県坂戸市日の出町にあり、路線は東武東上線(東上本線と越生線)が乗り入れています。池袋駅から数えると26番目の駅で、周囲は閑静な地方都市という印象です。駅の歴史は長く大正5年(1916)10月に坂戸町駅として開業。続いて昭和7年(1932)には後に東武鉄道越生線となる越生鉄道が貨物専用路線として開業しています。昭和51年(1976)9月に坂戸町が坂戸市となったのに伴い、坂戸駅と改称されました。現在、橋上駅舎にはステンドグラスが装飾され、光の美しい駅として知られるようになりました。

ラビング散歩 坂戸駅を知る

東武鉄道の電車<東武鉄道の電車>  坂戸駅改札口<坂戸駅改札口>
 橋上駅舎の改札を出ると、左側が南口、右側が北口となっています。まず目に入るのが南口と北口のそれぞれにあるステンドグラスです。南口にあるのが、四季桜樹(しきおうじゅ)という題の桜をモチーフとした作品。北口にあるのは、高麗日月(こまにちげつ)という題の高麗川の清流を描いた作品です。いずれも原画と描画は倉島重友氏、制作はクレアーレ熱海ゆがわら工房とのこと。2011年に設置されたステンドグラスのアートです。
ステンドグラス/南口<ステンドグラス/南口> ステンドグラス/北口<ステンドグラス/北口>
駅舎にはエレベーターが完備され、数軒ですがスイーツショップや中華料理店などがあり、銀行ATMも設備されています。坂戸市のキャラクター“さかろん”も愛想を振りまいています。
エレベーター完備<エレベーター完備> 改札横にはショップあり<改札横にはショップあり>
駅構内のATM<駅構内のATM> 改札前で“さかろん”がお迎え<改札前で“さかろん”がお迎え>
 

ラビング散歩 南口をひとまわり

エスカレーターで天井の高い南口を気持ちよく降りて行くと、駅前ロータリーがあり、あたりは落ち着いた地方都市という雰囲気です。焼きたてベーカリー、レストラン、コンビニエンスストアなどに交じってタピオカ専門店が目に入りました。都会のように派手ではないけれど、坂戸にも駅前の楽しさがありました。

坂戸駅南口<坂戸駅南口>
坂戸駅南口ロータリー<坂戸駅南口ロータリー> 駅前のタピオカ専門店<駅前のタピオカ専門店>
 なお坂戸駅南口には通常の路線バスはなく、高速バスのりばが置かれて成田空港行きと羽田空港行きが運行しています。また、つるバスとつるワゴン(鶴ヶ島市のコミュニティバスとワゴン)が停車します。通常の路線バスは北口から発車するので要注意です。
 

ラビング散歩 坂戸駅南口周辺を歩く

坂戸駅南口からまっすぐ南に伸びるのが緑南通り。広々とした道路で両端には商店が点在、メインストリートの風格です。近年、駅から離れた幹線道路沿いにロードサイドショップが展開したため、買物客はそちらに流れがちだそうですが、その分、個人商店や飲食店が頑張っているようです。郵便局、クリニックなどの生活インフラも整っています。

緑南通り<緑南通り> 坂戸駅前郵便局<坂戸駅前郵便局>
 恒例のコインパーキングチェックです。24時間以内最大料金500円はリーズナブルだと思います。またいつでも60分200円というのも気楽な金額です。坂戸駅南口は路地裏などにもコインパーキングが多く競争の原理が働いているのかもしれません。
コインパーキング<コインパーキング>
緑南通りを気が向いた所で西へ曲がってみるとみどり町公園という芝生緑地があり、子どもの遊具なども設備されていました。隣接して坂戸カオル幼稚園があり、あたりには子どもたちの元気な声が響いていました。
幼稚園<幼稚園> みどり町公園<みどり町公園>
みどり町公園の南側を走る道路を東に向かってみました。というのは緑南通りをまたいだあたりにも、こんもりとした緑が見えたからです。行ってみるとそこには坂戸市立雲ヶ谷公園があり、雑木林の遊歩道と芝生広場がありました。公園の中心に白い塔がありますが、これは戦没者慰霊之塔で坂戸市遺族会が建立したものだそうです。合掌。
坂戸市雲ヶ谷公園<坂戸市雲ヶ谷公園> 戦没者慰霊之塔<戦没者慰霊之塔>
住宅街のなかを更に東へ向かうと、飯盛川という小さな川に架かる橋を渡ります。すると坂戸バイパスの向こう側に見えるのが埼玉県警察西入間警察署です。この先はお隣の若葉駅のエリアになるので、Uターンして坂戸駅へ戻ります。
飯盛川<飯盛川> 埼玉県警察西入間警察署<埼玉県警察西入間警察署>
歩くとすぐにまた公園がありました。子どもの遊具などが設置された坂戸市上山田公園です。坂戸市は小さな公園を各地に作っているようで、花と緑、芝生広場、遊具などに配慮しているようです。この公園は「子どもとお出掛けできる公園」として好評だとのこと。
上山田公園<上山田公園>
坂戸駅北口の近くには坂戸中央病院があります。診療科目は、内科、糖尿病内科、内視鏡内科、神経内科、外科、乳腺外科、腫瘍外科、整形外科、形成外科、消化器内科、消化器外科、循環器内科、呼吸器内科、呼吸器外科、泌尿器科、皮膚科、肛門外科、リハビリテーション科、人間ドックと豊富です。労災指定、救急告示病院でもあり、入院患者のための病棟も完備されています。
坂戸中央病院 外来棟<坂戸中央病院 外来棟> 坂戸中央病院 病棟<坂戸中央病院 病棟>
坂戸駅周辺には医院やクリニックが点在していて、かかりつけ医も容易に見つかりそうです。持病のある方でも安心できる地域なのだろうと思いました。
駅近くにはクリニックが点在<駅近くにはクリニックが点在>
 

ラビング散歩 坂戸駅北口を散歩する

坂戸駅北口ターミナルにはバスのりばがあり、路線バスとしてはK.K.J(川越観光)が運行しています。行先は大橋行きです。また市内各所を循環する坂戸市のコミュニティバス(さかっちバス/さかっちワゴン)ののりばもあります。ご利用の際は時刻表をお確かめください。

路線バスのりば<路線バスのりば>
 北口ロータリーから昔ながらの商店街、サンロードを歩いてみます。駅前商店街にしては少し寂しい印象ですが、日常生活に必要なものは個人商店で揃います。地元の人同士がおしゃべりを楽しんだり、レトロなお店で掘り出し物を探したりするには絶好かもしれません。
サンロード入口<サンロード入口> 市内を走る“さかっち”ワゴン<市内を走る“さかっち”ワゴン>
サンロードをしばらく歩き、路地を右手に入ると坂戸市中央図書館に出ます。裏口から入館する形になりますが、快適で文化の香りを楽しめる図書館です。出る時に正面から退出するとすぐ近くに永源寺があるので立ち寄ります。
坂戸市立中央図書館<坂戸市立中央図書館>
永源寺は正式には曹洞宗長渓山永源寺(そうとうしゅう ちょうけいざん えいげんじ)といい、文禄元年(1592)に建立されました。行事がさかんで、1月の初詣、だるま市、護摩祈祷、5月のお釈迦様降誕祭(花まつり)、8月の施食供養、12月の除夜の鐘などには多くの人が集って賑わいます。
永源寺<永源寺>
坂戸駅周辺には金融機関が集まっています。三菱UFJ銀行、埼玉りそな銀行、武蔵野銀行、埼玉縣信用金庫などがあります。
埼玉県信用金庫坂戸支店<埼玉県信用金庫坂戸支店> 埼玉りそな銀行坂戸支店<埼玉りそな銀行坂戸支店>
坂戸駅北口に戻る途中で賑わう商業地を見つけました。スーパーベルクを中心に、百円均一のダイソー、ドラッグストアのウエルシア、プログレソ・インドア・スポーツ、セレモアなどが集積しています。普段の買物はワンストップで済みそうです。
仏具からお葬式まで<仏具からお葬式まで> インドアスポーツ施設<インドアスポーツ施設> 品揃え豊富なスーパーマーケット<品揃え豊富なスーパーマーケット> 便利なドラッグストアと百均<便利なドラッグストアと百均>
 

ラビング散歩 坂戸駅北口に戻って散歩終了

そろそろ足を引きずるようになってきたので坂戸駅北口に戻りました。駅前には西入間警察署坂戸駅前交番があり、治安は万全。交番のとなりには休憩所と花壇があり、よさこいのキャラクターが置かれていました。

坂戸駅前交番<坂戸駅前交番> 交番横によさこいのキャラクター<交番横によさこいのキャラクター> 坂戸駅北口<坂戸駅北口>
 

ラビング散歩 坂戸駅周辺まとめ

ということで東武東上線坂戸駅のまわりを歩いてみました。南口も北口も周辺は落ち着いた市街地で暮らしやすい雰囲気でした。あてもなく歩いてみると公園や緑地が意外に多く、大人も子どももひと息つける環境です。個人商店も多く、生活しやすさと親しみが伝わりました。散歩では特に触れませんでしたが、坂戸は8月に開催される“よさこい”で有名です。いま(2022年現在)は新型コロナウイルス感染症の流行のため中止となっていますが、そろそろ再開に期待したいところです。今回歩いた坂戸駅北口サンロードも流し会場になるので楽しみです。

 

(取材・文・写真/イワタハルユキ)


A:坂戸駅南口 B:坂戸駅前郵便局 C:坂戸市雲ヶ谷公園 
D:西入間警察署E:坂戸中央病院 F:坂戸市中央図書館 
G:永源寺 H:埼玉信用金庫坂戸支店 I:坂戸駅北口 

 

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