森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房所沢で新築一戸建てなら山口企画設計にお任せください

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森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房

手づくりのお菓子から、人と人のふれあいが生まれる。
めざすのはまちづくりの一翼を担うお店

以前、所沢市中富にある「森の102(とうふ)工房」をご紹介しましたが、そこで聞いた関連ショップ「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房」が気になるので、早速訪問してみることにしました。
お店は西所沢駅近くの住宅街にあり、小さいながらもきれいなたたずまい。企業組合労協センター事業団(ワーカーズコープ)の運営で、障害のある人も、ない人も、自分らしく働ける場をつくろうということで、就労継続支援B型事業所として2015年11月1日にオープンしました。

明るいお店で手づくりのお菓子を製造・販売

<「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房」の外観>

「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房」は西所沢駅から徒歩5分、旧石塚クリニックの建物で営業しています。周囲は住宅や畑があるのどかな雰囲気。正式名称は「企業組合労協センター事業団埼玉西部地域福祉事業所」とちょっと長め。所長の須賀貴子さんにお話を伺いました。

「私たちのお菓子づくりは保存料を使わず、安心して食べられるよう配慮しています。原材料も国産や地元のものにできる限りこだわり、北海道産の小麦粉や、地元の狭山茶などを使っています。とうふ工房がルーツですので、豆乳の味わいがよいことが最大の特長ですね」

お店には現在、9名のスタッフが働いているとのこと。明るく、ていねいな接客を心がけ、お店も工場もピカピカに磨かれていて、とても気持ちよく利用できます。

このお店、デザイン会社に多少アドバイスをもらったものの、内装工事はすべてスタッフが手がけたと聞きびっくり。クリニックの受付カウンターだった場所にショーケースを置き、天井や床を自分たちでリニューアルしたそうです。壁もよく見ると漆喰を塗ってあり、ひとつひとつ手づくりで仕上げたお店には独特の雰囲気があります。須賀さんは「お客さまはおいしいものや雰囲気を楽しみに来てくれますので、明るく優しいお店にしたいと思いました」と言います。

<所長の須賀貴子さん>

工場でお菓子づくりに取り組むスタッフ

<工場でお菓子づくりに取り組むスタッフ>

木曜日はワンコインカフェ

テイクアウトだけでなく、お店で食べたいという要望に応えて始まったのがワンコインカフェ。毎週木曜日の午後1時から午後6時(ラストオーダー午後5時)まで、店内のテーブルでイートインできます。シフォンケーキとドリンク、プリンとドリンクのセットが500円(税込)で楽しめます。

<ワンコインカフェ　プリンセット　500円>

なりたいのは、こんなお菓子屋さん。

須賀さんに今後の抱負を伺うと、「単なるお菓子屋さんで終わるのではなく、地域と交流を深め、まちづくりの一翼を担えるお店になれればいいなと思います。ワンコインカフェを始めて感じたのですが、子どもたちが集まったり、高齢の方が休憩したり、そうした地域交流の場が提供できればうれしいですね。そしてお互いのアドバイスで地域の困りごとも解決できる、そういう関係を築いていきたいと思います」と話してくれました。

おいしいお菓子と、地域密着のコミュニティがあるお店。「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房」は期待どおり、ほのぼのとしたお店でした。

【お店のデータ】

森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房
所在地/〒359-1142 所沢市上新井1-4-4
TEL・FAX/04-2936-6001
営業時間/11:00～18:00
定休日/日・月
駐車場/なし
メールアドレス/morinokashi@roukyou.gr.jp
フェイスブック/「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房」にて検索

取材・文・写真/イワタハルユキ
商品写真提供/森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房

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