その小学校のまわりはどんな感じ?ラビング散歩「所沢市の小学校区」編⑧ 東所沢小学校と柳瀬小学校の周辺を歩いてみました

ラビング散歩学校 アニメの聖地!東所沢から、豊かな自然の柳瀬まで

岩田さん

角川武蔵野ミュージアムがオープンしてからウィークデイの昼間でも人の往来が絶えなくなった東所沢あたり。今回はこれまでレポートしたことのあるミュージアムをあえて避け、東所沢駅(JR武蔵野線)から歩ける二校の小学校をめざしてみました。隣接する小学校区でもやはり雰囲気が違います。

 

本と本棚をモチーフにした駅舎<本と本棚をモチーフにした駅舎>
 東所沢はアニメの聖地だけにアート感覚であふれています。駅舎正面のデザインは本と本棚をイメージしたものだそう。確かに見上げると大きな本棚に見えます。駅のなかにもアニメの人気キャラクターが登場。その色彩とスケールに圧倒されます。
改札内の壁にもイラスト満載<改札内の壁にもイラスト満載> たくさんのキャラクターが登場02<たくさんのキャラクターが登場>
東所沢駅のロータリーにはバスとタクシーの乗り場があります。白い建物は埼玉県警所沢警察署東所沢交番。警察官が常駐しているので子どもたちも安心です。
路線バスからコミュニティバスまで02<路線バスからコミュニティバスまで> 駅前交番がある安心感02<駅前交番がある安心感>

駅前のメインストリートはマンホール通りと呼ばれています。というのも歩道のマンホールにアニメが描かれているからです。このマンホールの絵柄を写真に撮って集めているマニアックな人もいるそうです。

マンホールに注目02<マンホールに注目> 向こうに見えるのは武蔵野銀行02<向こうに見えるのは武蔵野銀行> 中華ファミリーレストラン02<中華のファミリーレストラン>
このあたりはロードサイド型のお店が集まっていて飲食や買物が楽しめます。マタニティ・ベビー・チャイルドのショップを見つけてください。その角を曲がると東所沢公園(武蔵野樹林パーク)になります
赤ちゃんを連れたパパママも多い02<赤ちゃんを連れたパパママも多い>

武蔵野樹林パークは雑木林をそのまま残した広い公園です。この公園には4つの禁止事項があるとのこと。①自転車乗り入れ禁止 ②園路以外は立ち入り禁止 ③ゴミのポイ捨て禁止 ④ペットの糞尿放置禁止

こうして改めて読むとルール&マナーとしてあたりまえのことばかりですね。
ゆとりのある公園内02<ゆとりのある公園内> 常緑樹があるから冬もやすらぐ02<常緑樹があるから冬もやすらぐ>
子どもの遊具がそろった広場02<子どもの遊具がそろった広場> 衣料品店のある交差点に看板あり02<衣料品店のある交差点に看板あり>

衣料品店の角を北東に曲がると静かな住宅街。ひたすらまっすぐの道になります。途中にはらだクリニック(小児科・内科)といそのクリニック(内科・男女泌尿器科)があります。東所沢小学校が見えてくるあたりに老人ホームがあります。

落ち着いた外観の老人ホーム02<落ち着いた外観の老人ホーム>
 
 

ラビング散歩学校 東所沢小学校

学校経営方針
基本理念「はじめに子どもありき ~昨日より今日、今日より明日へ~」
特色ある学校づくり「地域に根ざした生き生きとした学校づくり」

学校教育目標
・すすんで学ぶ子(知)
・思いやりのある子(徳)
・たくましい子(体)

 東所沢小学校の周囲は金網で厳重に囲まれています。その向こうに校舎、校庭、体育館が見えます。隣接して走っている道路を見ると広さが実感できると思います

金網ごしの校舎と校庭02<金網ごしの校舎と校庭> 住宅街の小学校02<住宅街の小学校>
小学校の裏手には所沢市の防災倉庫がありました。市内の小中学校にはおおむね配置されているようです。災害時に必要な食品や用具が保管されています。横に剪定された枝が置かれているのが気になりますが、これも薪になるのかもしれません。
備えは万全に02<備えは万全に>
 そして小学校をひとまわりする過程でうなぎのお店を発見。子どもたちにはあまり関係ないかもしれませんが、スタミナを求めるおとなには魅力的です。
うなぎのお店02<うなぎのお店> 所沢いそのクリニック02<所沢いそのクリニック>
近くに新郷公園というやすらぎのスポットがあります。静かな住宅街に公園があると不思議とリラックスします。ジモト発見ライターは日の当たるベンチで疲れた脚をやわやわとマッサージしました。
新郷公園02<新郷公園> 子どもの遊び場02<子どもの遊び場>

住宅街のなかにめずらしいお店を見つけました。と言っても自動販売機だけが稼働しているお店です。おそらく学校も近いし以前は繁盛店だったのだろうと思います。いまに伝わる昭和レトロな空気感に惹かれました。

清香堂ストアー02<清香堂ストアー>
柳瀬方面に向けてしばらく歩くと坂の上に亀谷神社が見えてきます。この神社の祭神は宇迦之魂神(ウカノミタマノカミ)で日本神話に登場する女神です。宇迦は穀物の意味で農業の神として祀られているそうです。亀谷神社の裏手には広場のような亀ヶ谷公園が広がっています。
亀谷神社02<亀谷神社> 亀ヶ谷公園02<亀ヶ谷公園>
亀ヶ谷公園から小高い丘の遊歩道を爽快に歩いていくと、そろそろ柳瀬地区に入ります。適当なところで丘を下り、さらに歩きます。
亀ヶ谷公園の遊歩道02<亀ヶ谷公園の遊歩道>

丘を下るとバス通りがあるので、その道路を東へ向かって歩きます。すると所沢市立やなぎ児童館に到着します。ここは子どもたちの遊び場、居場所になっていて、たのしい行事や教室がおこなわれています。

やなぎ児童館02<やなぎ児童館>

児童館を過ぎて歩くと、通称オリンピック道路に突き当たります。そこを左折して「柳瀬小学校前」交差点を渡りましょう。ここが所沢市立柳瀬小学校です。

柳瀬小学校の門柱02<柳瀬小学校の門柱>

ラビング散歩学校 柳瀬小学校

学校教育目標「心豊かでたくましい柳瀬の子」
~21世紀を力強く生き抜く、知・徳・体のバランスのとれた児童の育成~

目指す学校像「地域に根ざし、やさしさと笑顔、意欲にあふれる学校」

 柳瀬小学校も東所沢小学校と同じで学校全体が金網で囲まれていました。いささか窮屈な印象がありますが、何かと危険のある時代ですから致し方ないのでしょう。

校舎と校庭02<校舎と校庭> 金網のない門から撮影<金網のない門から撮影>

 柳瀬小学校の周囲は住宅街でも緑環境でもなく、ごく自然な土地というイメージです。そこで目立ったものはバスの車庫。多くのバスが眠っているようで壮観でした。

バス車庫02<バス車庫>

バスの車庫のとなりには農地が広がっていました。これもまた柳瀬地区にふさわしい風景です。光と風、そして大地。東所沢小学校とは違う生活感がありました。

広々とした農地02<広々とした農地>

学校の近くにはコンビニがある、というのはもはや常識になりました。文房具などもしっかりラインナップされています。オリンピック道路をクルマで走っていて柳瀬小学校入口の交差点を見たら思い出してください。

コンビニエンスストア02<コンビニエンスストア>
 もうひとつチェックポイントは所沢市内を横断するように流れている東川。柳瀬小学校の近くにも流れています。季節がめぐれば新緑や花々が楽しめます。
東川02<東川>

柳瀬でもまちづくりセンターを中心にいろいろな市民活動がおこなわれています。その複合施設をゴールにして今回の散策は終了とさせていただきます。

・所沢市柳瀬まちづくりセンター
・所沢市立柳瀬公民館
・所沢図書館柳瀬分館
・所沢市柳瀬地区体育館

まちづくりセンター02<まちづくりセンターを中心とした複合施設>

 
 

ラビング散歩学校 東所沢小学校と柳瀬小学校まとめ

角川武蔵野ミュージアムのおかげでアニメの聖地となり、国内外の観光客も増えた東所沢小学校区。そして昔ながらの静かな住宅街が残る柳瀬小学校区。その東所沢小学校も柳瀬小学校も金網でしっかり守られているのが印象的でした。いずれも広い校庭を持ち、授業の合間には元気に走り回る子どもたち。地域に根ざした生き生きとした風景に魅せられました。

 

 取材・執筆・撮影/イワタハルユキ


※アイコンをクリックすると詳細が表示されます。
1.東所沢駅 2.武蔵野銀行 3.バーミャン 4.西松屋 5.武蔵野樹林パーク 6.東所沢小学校 
7.うなぎの成瀬 8.所沢いそのクリニック  9.新郷公園 10.清香堂ストアー 11.亀谷神社 
12.亀ヶ谷公園 13.やなぎ児童館 14.柳瀬小学校 15.セブンイレブン 16.まちづくりセンター

■地域情報|ジモト発見ライターが駅周辺を街歩き『ラビング散歩』

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