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夏の食中毒リスクとその背景気温が高い時期は、食品に付着した細菌が短時間で増殖しやすくなります。とくに調理後の食品を常温で放置してしまうと、数時間で危険なレベルまで細菌が増えることもあります。また、ノロウイルスのように冬に多いウイルス性食中毒も、夏場の油断によって発症する可能性があります。感染予防には、手洗いの徹底や調理器具の消毒、食材の加熱など、年間を通じた基本的な対策が欠かせません。 食中毒を防ぐ「4つの原則」と夏の注意点食中毒の予防には、「清潔」「迅速」「加熱」「冷却」という4つの原則が効果的です。夏場は特に以下の点を意識しましょう。 清潔:調理環境と手指の衛生を保つために食中毒のリスクを下げるための第一歩は「清潔」を保つことです。とくに夏場は、汗や湿気により菌の繁殖が加速するため、より丁寧な対応が必要になります。
迅速:食材と調理後の食品をスピーディーに扱う菌が繁殖しやすい「温度帯(20〜40℃)」での放置を避けるために、時間の管理が重要です。
加熱:目に見えない菌やウイルスをしっかり殺菌ほとんどの細菌・ウイルスは、一定の温度と時間で死滅します。加熱の仕方次第で安全性が大きく変わります。
冷却:食品を安全に保存するための温度管理調理後の食品を適切に冷却・保存することは、細菌の繁殖を抑える上で欠かせません。
常温保存食品も油断禁物「常温保存可能」と記載された食品でも、夏場の室内は保存基準の20℃を大きく上回ることがほとんど。以下の点に注意が必要です。
室温管理も立派な予防策に細菌の多くは20〜40℃の範囲で活発に増殖します。特に37℃前後は最も活発になるとされており、夏場のキッチンはリスクが高まりがちです。
万が一、食中毒の症状が出たらどんなに注意していても、体調不良を起こすことはあります。次のような症状が出た場合は、自己判断せず速やかに対処しましょう。
暮らしの中でできる、予防につながる住まいの工夫食品衛生は日々の対策だけでなく、住まいの工夫でもサポートできます。以下のような視点から、食の安全を支える住環境を考えてみましょう。
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