ホーム スタッフブログ 発泡ウレタンフォームの断熱材について 前の記事 一覧 次の記事 自己紹介へ 発泡ウレタンフォームの断熱材について 公開日:2024/08/24(土) 更新日:2024/09/09(月) 建築|広報課|家づくりのこと 広報のタケダです。2024年のお盆も過ぎ、連日の酷暑もそろそろ落ち着いてくるかと思いきや、まだまだ油断はできない時期です。空調を適切に管理しないと命に関わることもクローズアップされています。そこで今回は、室温の変化に寄与する建物の断熱性能について、弊社で採用している発泡ウレタンフォーム断熱材について説明したいと思います。その前に、まずは世の中で使われている主な断熱材の種類を簡単に説明させていただきます。下記に挙げた他にもセルローズファイバーなど複数の断熱材もありますが、今回は割愛させていただきます。 グラスウールガラス繊維から作られる断熱材は、優れた断熱性能を持ちます。熱伝導率が低く、室内の温度を一定に保つのに役立ちます。また、吸音性にも優れており、騒音対策としても効果的です。軽量で施工が容易なため、住宅や商業施設など幅広い用途で使用されています。 ロックウール高温で溶かした鉱物を繊維状に加工して作られるロックウールは、優れた断熱性能を持ちます。特に湿気や水に強いため、断熱効果を長期間維持できます。また、耐火性にも優れており、高温環境でも性能を発揮します。さらに、吸音性も高く、騒音対策としても効果的です。 ポリスチレンフォームポリスチレン樹脂を発泡成型して作られる断熱材は、無数の気泡で構成されており、優れた断熱性能を持っています。特に耐水性に優れており、湿気や水に強いため、断熱効果を長期間維持できます。軽量で施工が容易なため、住宅の床や天井、壁などさまざまな場所で使用されています。 硬質ウレタンフォームポリウレタンを主成分とする断熱材は、住宅のエネルギー効率を高めるために使用されます。ウレタンフォームには、現場で直接吹き付けるタイプと工場で生産されるボードタイプの2種類があります。特に吹付けタイプのウレタンフォームは、施工現場で直接発泡させることで、複雑な形状や狭い場所にも容易に適用できるのが特徴です。 現在弊社で採用している発泡ウレタンフォーム断熱材は『フォームライトSL』になります。 水を発泡剤ととして使用した低密度のウレタンフォームで、柔軟性があり駆体の変化にも追随して長期間にわたって気密性や断熱性を維持するというものです。 硬質ウレタンフォームのメリットとデメリット発泡ウレタンフォームの優れた断熱性と気密性を評価し、住宅のエネルギー効率を最大限に高めるために採用しています。これにより、冷暖房のコストを削減し、居住者に快適な環境を提供することができます。また、発泡ウレタンフォームの耐久性と防音性により、長期的に高品質な住環境を維持することが可能です。さらに、結露防止効果により、建物の耐久性を向上させ、メンテナンスコストの削減にも寄与します。弊社では吹付け硬質ウレタンフォーム(発泡ウレタンフォーム)の断熱材を採用していますので、メリットとデメリットについても記述しておきます。 《メリット》1.高い気密性吹付けタイプは、隙間なく施工できるため、非常に高い気密性を実現します。これにより、外気の侵入を防ぎ、室内の温度を安定させることができます。2.優れた断熱性吹付けタイプの発泡ウレタンフォームは、熱伝導率が低く、優れた断熱性能を持っています。これにより、冷暖房の効率が向上し、エネルギーコストの削減が期待できます。3.柔軟な施工吹付けタイプは、施工現場で直接発泡させるため、複雑な形状や狭いスペースにも対応可能です。これにより、さまざまな建物の形状に合わせた施工が可能です。4.迅速な施工吹付けタイプは、施工が迅速であり、リフォームなどの現場でも効果的に使用できます。5.シックハウス対策弊社で採用しているウレタンフォームはホルムアルデヒドを発生させず、かつ水を発泡剤として使用するため環境にも優しい断熱材です。《デメリット》1.コスト発泡ウレタンフォームは他の断熱材に比べてコストが高い場合があります。2.施工の難易度発泡ウレタンフォームの施工には専門的な技術が必要であり、施工者の技術によって品質が左右されることがあります。3.リフォームの難しさ一度施工すると剥がすのが難しいため、新築時に施工すると将来的なリフォーム時に問題となることもあります。 発泡ウレタンフォームの施工について発泡ウレタンフォームの施工プロセスは、以下のようなステップで進められます。先に記述したとおり、施工には高い技術が必要ですので弊社でも業者の選定、および施工に関しては細心の注意を払っています。 施工前準備:サッシまわりなどにウレタンが付かないようにシートで養生をします。 養生完了 吹き付け作業:混合された原料を発泡機で吹き付けます。吹き付けると、原料は瞬時に発泡し、硬化します。これにより、隙間なく断熱層が形成されます。※画像は施工業者HPより 仕上げ:硬化後、必要に応じて表面を平滑に整えます。また、余分な部分をカットすることもあります。 仕上げ完了:厚みをゲージで確認して清掃作業に入ります。削ったウレタンの端材はリサイクルして再利用されます。 施工完了:断熱材の上にシートを被せて施工が完了しました。 前の記事 一覧 次の記事 1ページ (全10ページ中) 1 2 3 4 5 6