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日本人の「住まい」への満足度は?
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| こんにちは。 今回はちょっと統計について面白いものを見つけたので記事にしようかと思います。
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2024年の住まい満足度は【37.2%】2024年の調査では、「家・土地などの住まいに満足している」と答えた人は37.2%。これは、3人に1人以上が現在の住まいに満足しているという結果です。この数値は、前回の2年前(2022年)の38.7%と比べると1.5ポイントの微減となっています。 |
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1992年との比較で見ると、満足度は【+6.2ポイント】上昇 1992年(調査開始年)の住まいの満足度は31.0%でした。それから32年を経て、2024年には+6.2ポイント増加しており、長期的に見ると満足度は緩やかに上昇しているとも言えます。 この背景には、以下のような変化があると考えられます。 ・住宅性能の向上(断熱性・耐震性・省エネ性など) ・ライフスタイルの多様化に対応した設計 ・住まいの選択肢の広がりや個人の価値観の変化 特にここ10年ほどで、ZEHや長期優良住宅といった性能重視の住宅への関心が高まったことも、満足度の底上げに寄与している可能性があります。 |
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微減の背景にある現代の住まいの課題一方で、直近では満足度がわずかに低下している点も見逃せません。前回調査(2022年)の38.7%に対し、今回は37.2%。この1.5ポイントの減少には、以下のような社会的要因が影響している可能性があります。 ・物価の上昇による住宅取得や維持費の増加 ・住宅ローン金利の不安定化 ・リモートワークの普及により、家で過ごす時間が増えた結果、住まいに対する不満が顕在化 ・災害リスクや気候変動への意識の高まり これまで気づかなかった「ちょっとした不便さ」が、生活の質に影響を与えている…そんな声も増えているのかもしれません。 |
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「住まい」は、人生を支える土台住まいは、単なる建物や住所ではありません。そこには、日々の暮らしを支える安心感、心と体を休める快適さ、そして自分らしくいられる空間としての大切な役割があります。朝目覚める場所、疲れて帰る場所、何気ない日常を積み重ねる場所——住まいは、人生のあらゆる瞬間に寄り添い、私たちの内面に深く影響を与えています。
満足度の変化を見つめることで、住まいに対する期待や理想像の移り変わりが見えてきます。たとえば、広さよりも居心地の良さを重視するようになったり、機能性よりも空間の雰囲気や素材感にこだわるようになったりと、人それぞれの価値観が住まいに反映されていきます。住まいは、単なる「暮らす場所」ではなく、「どう生きたいか」を映し出す鏡といえるかもしれません。 |
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私たちが提案する「これからの住まい」不動産・建築のプロとして、私たちはこうした変化に対応し、一人ひとりの価値観やライフスタイルにフィットする「住まいのかたち」を提案し続けています。たとえば… ・断熱・気密性に優れた高性能住宅 ・暮らしの変化に対応できる間取りや可変性 ・省エネ設計と補助金活用によるコスト最適化 ・地震や災害に強い構造設計 ・住み替えやリフォームへの柔軟なサポート体制 「今の暮らし」と「将来の安心」を両立する住まいづくりを、私たちと一緒に考えてみませんか? |
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あなたの「住まい」への満足度は?あなたは今の住まいに、どのくらい満足していますか?
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1992年(調査開始年)の住まいの満足度は31.0%でした。