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結婚前の同棲、今どきのカップルはどうしてる?【2025年版】

2025/06/17(火) 家づくりのこと広報課

 

結婚前の同棲、2025年のリアルはどう?最新データとトレンドから読み解く成功のヒント

二人暮らし カップルこんにちは。
いつものようにネットでネタ集めをしていたら、とても興味深いものを見つけました。それは「同棲」について。
確かに、家を買ったり建てたりする動機として「結婚」というのは大きなものですよね。そこで今回は、結婚を意識するカップルにとって、「同棲するかどうか」が大きな選択肢の一つになっている現状について深掘りします。住まい探しをサポートしていると、最近では
“結婚前提で同棲を始める”カップルがとても増えていると感じます。

今回は最新データもとに、現在のライフスタイルを踏まえながら、結婚前の同棲について詳しく見ていきましょう。

 


最新データが語る「結婚前の同棲」の真実

まず、皆さんに質問です。「結婚する前に同棲した方が良いと思いますか?」

この問いに対し、昔から多くの人が「同棲した方が良い」と回答しているのは知っていたのですが、やはり現在でも同棲が結婚前の重要なステップと認識されているようです。そして、2025年現在の最新データを見ると、この傾向はより一層明確になっています。

1. 既婚者の約6割が同棲経験者!そして驚きの結婚率94.7%

結婚式場を手がけるアニヴェルセル総研が2025年2月に発表した調査(全国20~39歳未婚・既婚男女416名を対象に2024年3月29日~4月1日実施)によると、全体では37.3%が「結婚前に同棲をしたことがある」と回答しました。そして、既婚者に限定すると59.1%、特に20代既婚者に限ると約7割(68.3%)が同棲経験者だというから驚きです。

さらに注目すべきは、その同棲経験者の94.7%が「同棲した相手と結婚した」と答えている点です。同棲が結婚への非常に有効なステップとなっていることが、このデータからも強く裏付けられています。(※調査概要は記事末尾に記載)

2. 同棲を始めるのは「自然な流れ」がトップ

では、なぜこれほど多くのカップルが同棲を選ぶのでしょうか?アニヴェルセル総研の同じ調査で「同棲した理由」を尋ねたところ、興味深い結果が出ています。

Q.「同棲したことがある方」は、同棲をした理由をすべてお答えください。(複数回答)

  • 自然な流れで(41.9%)
  • 好きな人ともっと一緒に過ごしたいと思ったから(32.9%)
  • 同棲することで相手との相性が分かると思ったから(32.3%)

これに続き、「結婚前の準備期間として」「相手から同棲を求められたから」「経済的に余裕ができると思ったから」といった理由が挙がっています。
「自然な流れで」という理由がトップであることから、同棲が恋愛の延長線上に自然に存在するステップになっていることが伺えます。昔のように「同棲=結婚直結」といった硬いイメージではなく、もっと柔軟に、お互いの未来を見据えた関係性の構築の一環として捉えられていると感じました。

また、「相性を確かめたい」や「結婚前の準備」といった、結婚を見据えた堅実な理由も上位に挙がっており、同棲が単なる同居以上の意味合いを持っていることが分かります。

 

3. 同棲期間はふたりの未来をデザインする時間

調査結果からも明らかになったように、同棲はカップルがお互いの生活スタイルや価値観を十分に理解し、共に人生を歩んでいくための準備を整える期間として非常に重要です。
恋愛しているだけでは見えにくい「家事の分担」「金銭感覚」「生活リズム」「お互いの趣味の尊重」といった部分が、一緒に時間を共有することで具体的に見えてくるでしょう。

「結婚前の予行練習」のような側面を持つ同棲期間に、相手のことをしっかり知っておくことは、その後の結婚生活をより豊かにするために欠かせないプロセスだと言えます。たとえば、金銭感覚、家事の分担、生活習慣、そしてお互いの仕事への向き合い方など、実際に一緒に暮らしてみて初めて気づく点も少なくありません。共に過ごした時間は互いの絆を深め、まさに一生のパートナーとして二人を育ててくれる期間なのかもしれませんね。

 


2025年の同棲成功の鍵は「部屋の広さ」と「空間の工夫」

同棲生活を快適にするには、部屋の広さと間取りがとても重要です。特にリモートワークが一般的になった今、住まい選びのポイントは変化しています。

お二人ともが自宅で仕事をするケースも珍しくありません。そうなると、

  • それぞれのワークスペースを確保できるか
  • オンライン会議中に相手の生活音を気にしなくて済むか
  • 仕事とプライベートのメリハリをつけられるか

といった点が、同棲生活の快適さを大きく左右するでしょう。限られた広さでは、これらの条件を満たすのは難しい場合があります。

二人暮らしカップル二人暮らしにおいて「広さ」は想像以上に重要です。特に、お互いのプライベートな空間や、集中できる場所を確保できる程度の広さは、ストレスなく暮らす上で不可欠だと考えられます。例えば、少し広めの1LDKでリビングと寝室を分けるだけでも、リビングの一角にワークスペースを設けたり、趣味のスペースを確保したりと工夫の余地が生まれます。さらに、2DKや2LDKのように、それぞれが個室を持てる間取りは、プライベートな時間を確保しやすく、仕事と休息のメリハリもつけやすいでしょう。
また、物件を選ぶ際は、単に広さだけでなく、「収納の多さ」や「水回りの使いやすさ」も要チェックです。二人分の荷物をすっきり収納できるスペースがあるか、朝の支度で洗面台の取り合いにならないかなども、日々の快適さに直結します。最近では、「宅配ボックス」や「高速インターネット環境」の有無も、共働きやリモートワークのカップルにとっては重要なポイントになっていますよ。

勢いだけでなく、お二人が心地よく過ごせる
「環境」をしっかり整えること。これこそが、2025年の良い同棲生活を送るための大切なヒントなのかもしれませんね。

 


まとめ:同棲は“結婚準備”の大切なステップとして定着へ

今回のアニヴェルセル総研の最新データからもわかるように、同棲は、結婚を意識したカップルにとって、生活の相性や価値観を確かめるための大切なステップとして定着しています。
リモートワークの普及や多様なライフスタイルの広がりを受け、ワークスペースの確保や、お互いのプライベートな空間の尊重など、現代のニーズに合った部屋選びが求められています。

ぜひ、お二人で「どんな暮らしが理想か」を話し合い、将来を見据えた住まい選びを進めてみてくださいね。

 


【調査概要】

  • 表題: 「恋愛・結婚意識」に関する実態調査
  • 調査方法: インターネット調査
  • 調査期間: 2024年3月29日~4月1日
  • 調査対象: 全国20歳~39歳未婚・既婚男女416名
  • 情報出典: アニヴェルセル株式会社 https://www.anniversaire.co.jp

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