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高性能住宅の気密測定を実施しました。
気密測定は、建物の気密が取れているかを確認するためのものです。
私たちが現在進めている高性能住宅プロジェクトでは、そこに住む人に提供するものに「価値の3要素」というものを設定しています。
そのうちの一つに高気密・高断熱があります。家づくりのテーマである「家の中が一番居心地の良いところ-家ここちイイトコ-」の実現のためには、家の中ではどこに居ても快適であためには、高気密と高断熱は欠かせません。
こちらが測定機器です。このラッパみたいな機械で室内の空気を外に排出して隙間の面積を測定します。
測定した気密の結果は、「相当隙間面積(C値)」で表されます。このC値が小さいほど隙間のない家という事になり、一般的にはC値は1.0以下であれば、換気計画どおりに家の中の空気を入れ替える事が可能と言われています。
測定は2回実施します。
1回目は外と遮断された状態になった時、つまり建物の屋根や壁が出来上がり、断熱材とサッシや玄関ドア等が取り付けられたタイミングです。先日断熱材の施工が完了した本日がまさにピッタリです。そして2回目は建物が完成したときになります。
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この気密測定。実はとても大変です。なぜならこの数値が計算で出すのではなく、実測で出すものなのです。現場で測定機器を使って1棟づつ実施されるもの。実測値なのでまさに真剣勝負です。
今回の測定では、当初の計画通りC値は0.5という目標を確保しました。設計と工事のスタッフには頭が下がる思いです。
あとは建物完成時にもう一度測定して予定の数値が出ればOK。まだまだ気を抜くことはできませんが、スタッフ一同頑張っていきたいと思います。
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