イタリアンレストランKMT

メニューありきで食材を仕入れるのではなく季節の食材を生かしたメニューを提供する洋食屋テイストのイタリアンレストラン。

イタリアンレストランKMTは、西武池袋線狭山ヶ丘駅東口のロータリーに面した便利で分かりやすい場所にあります。
フレンチレストラン等で修業を積んだオーナーシェフ内田和也さんが、自家栽培の野菜を使うなど素材の魅力を生かした料理を提供。イタリアンレストランという看板を掲げていますが、手づくりの洋食屋さんに近いイメージで気軽に食事を楽しめます。

Italian Restaurant KMT

Italian Restaurant KMT
<イタリアンレストランKMTの店内>

各フロアにピアノがあり、ときには演奏会が行われる
<各フロアにピアノがあり、ときには演奏会が行われる>

 

KMTならではの味わいの秘訣

おいしいと評判のKMTの料理。その秘訣のひとつは、自家製デミグラスソースにあります。これは内田シェフが以前から大切に継ぎ足しながら使ってきたもので、約20年の歳月が込められているとのこと。熟成した深い味わいが自慢のデミグラスソースが、ハンバーグやオムレツなどの料理を引き立てます。

もうひとつの秘訣は、自家菜園で獲れたばかりの新鮮な野菜を使用していること。畑には季節の野菜が次々と実ります。夏場の代表的な野菜は、ブロッコリー、トマト、ホウレンソウ、キャベツ、スナップエンドウ、ソラマメなど。冬場はダイコンやハクサイなどが収穫できます。

自家製の新鮮な野菜を使った料理
<自家製の新鮮な野菜を使った料理>

KMTはパンとケーキも大好評。パンは自家製でじっくり焼き上げたもの。ケーキも手づくりで風味豊かです。ケーキはショーケースに常に4~5種類用意されていて、選べるデザートとして人気があります。また、誕生日プレートなども依頼でき、お客さまが言葉を選ぶと、スタッフが絵柄を描いてくれるとのこと。誕生日のパーティなどに最高です。

自家製ケーキ
<自家製ケーキ>

 

約15年の歴史を持ち、地元を大切にするレストラン

現在KMTがある建物は、もともと株式会社カマタが経営するパッケージショップでした。2003年5月に、そのカマタのイタリアンレストランとしてオープンしたのがKMT。そこに招かれたのがシェフの内田さんでした。やがて2011年10月に内田さんが独立するかたちでお店を引き継ぎ、現在に至ります。

KMTは狭山ヶ丘で毎年秋に行われる「よさこいまつり」に出店するなど、地域の人々とのコミュニケーションを大切にしています。2018年は15周年を迎えるため、メモリアルなイベントを行うべく企画中とのこと。今から楽しみです。

KMTは2Fに個室、3Fにダンススタジオがあります。ここで数名の会食から、スタジオを利用した70名程度のパーティも可能です。料理を味わいながら集まれるスペースとして地元で貴重な存在になっています。

2F個室(20名まで)
<2F個室(20名まで)>

2F個室(10名まで)
<2F個室(10名まで)>

3Fダンススタジオはピアノとオーディオ機器完備、パーティなどにも利用できる
<3Fダンススタジオはピアノとオーディオ機器完備、パーティなどにも利用できる>

 

KMTのおすすめメニュー

KMTのメニューは品数も豊富で充実しています。そのなかから内田シェフにおすすめトップ3を選んでいただきました。

【ハンバーグステーキ】

ランチで大好評のハンバーグステーキ。
内田シェフが約20年継ぎ足し続けて熟成させてきたデミグラスソースが、お肉の風味を引き立てます。
1,250円

ランチで大好評のハンバーグステーキ

【ウィークリーパスタ】

Weekly Pastaは水曜から月曜まで(火曜定休)を1クールとした週替わりメニュー。3種類のパスタから選べて、いずれも生パスタが使われています。また自家栽培野菜も満喫できます。1,150円

ウィークリーパスタ

【厳選ワイン】

こよなくワインを愛するスタッフが厳選した逸品を揃えています。手書きのワインリストからは一生懸命な気持ちが伝わってきます。

こよなくワインを愛するスタッフが厳選した逸品を揃えています

おすすめとして3点のメニューをご紹介しましたが、KMTにはその他にもコース料理、ディナー、パーティなど豊富なメニューが用意されています。

「日々淡々と料理をつくっています」
と語る内田シェフ。しかし、その淡々としたなかに料理の真髄を思わせる言葉が聞かれました。たとえば、こんな風に・・・

「先にメニューありきで、それに合わせて食材を仕入れるのではなく、目の前にある食材に合わせて、それにふさわしい料理をおつくりする、そういうレストランでありたいですね」

 

今後の抱負は、年配の方へのリスペクトとなる料理づくり

そんな内田シェフに今後の抱負をお聞きしてみました。

「これからは高齢社会ということで年配の方が多くなります。施設に入ったり、遠出ができなかったり、外で料理を楽しめない人が増えてくることでしょう。そういう方たちにおいしいと喜んでもらえる料理を提供したいと思っています。それが人生の先輩に対するリスペクトになれば、と。具体的には柔らかいものとか、年配の方のお好みに合ったメニューを提供したいと考えています」

と、高齢者に対する思いやりあふれる抱負でした。

とはいいながらKMTでは若いお客さまも増えてきているといいます。以前は40~60歳くらいの女性がメインでしたが、最近は20代のカップルや、お子さま連れの夫妻もちらほら。狭山ヶ丘というまちの未来に期待できそうです。

 

ただいまスタッフ募集中 

なおKMTでは現在、ホールまたはキッチンのスタッフを募集中。地元の方優遇で、料理に興味のある方を求めているそうです。興味のある方は気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

【お店のデータ】

店名/Italian Restaurant KMT
所在地/〒359-1106 所沢市東狭山ヶ丘1-4-2
TEL/04-2922-5810
営業時間/11:00~15:00(L.O. 14:30) 17:00~22:00(L.O. 21:30)
定休日/火曜日
駐車場/5台

Italian Restaurant KMT

取材・文・写真/イワタハルユキジモト発見ライター 

 

 

トピックス|すべての記事

ページトップへ