第11回 保育まつりが開催されました!

ジモト発見ライター番外編 【気になるイベント訪問】

2017年6月4日(日)午前10時から午後2時まで、新所沢駅近くの緑町中央公園で「第11回 保育まつり」が開催されました。これは保育園の保育士や保護者が「保育まつり実行委員会」としてボランティアで運営するイベント。当日は子育て中のパパ・ママをはじめ、一般の人々まで、多くの人が集まりました。

 

会場にあふれる子どもたちの笑顔と歓声

保育まつりが開かれたのは、初夏の快晴に恵まれた日曜日。気温は高いものの湿度は低めで、木陰に入ると涼しさが感じられる日でした。保育まつりは今年で11年目になりますが、過去1度も雨に降られたことがないとのこと。楽しみにしている子どもたちの願いが天に届いているのかもしれませんね。

所沢保育まつり2017
<オープン前から早くも会場の緑町中央公園には親子連れの姿が>

みんなの広場と名づけられたステージでは、この日のために練習を積んできた保育士有志による太鼓や踊りが披露されました。これらは午前3回、午後3回行われ、合間には子どもたちを対象にした太鼓や踊りのワークショップも開かれていました。

所沢保育まつり2017
<保育士有志によるぶちあわせ太鼓>

所沢保育まつり2017
<子どもたちもステージに上がってみんなでソーラン節>

所沢保育まつり2017
<舞台を激しく駆け回る荒馬踊り>

 

どれでも3点100円!大人気のフリーマーケット

毎年、保育まつりで大人気となるのがフリーマーケット。子ども服などがどれでも3点100円、クツとカバンは1点100円、そして豊富な品々が集まっているということで、オープンと同時にたくさんの人が集まります。なお、このフリマの収益は被災地支援に充てられるとのことです。

所沢保育まつり2017
<フリーマーケットは大盛況>

所沢保育まつり2017
<フリマでお目当ての品を探す人々>

 

食べる! 遊ぶ! 工夫を凝らしたコーナーがいっぱい

会場内には、やきそば(250円)、カレーライス(250円)、フランクフルト(120円)などの模擬店が並び、ここではいつも保育園で出しているのと同じものが提供されているとのことでした。給食試食では実際の給食メニューであるおからドーナツの配布もありました。それ以外にドリンクやおつまみを売るコーナーも。また復興支援の一環として岩手名物の土川そば(400円)や、銘菓かもめのたまご(6個入500円)が販売されていました。

所沢保育まつり2017
<模擬店は行列ができる大盛況>

所沢保育まつり2017
<優しい味のやきそば>

ジモト発見ライターも長い行列に並んで、やきそばを買ってみました。見た目は普通のやきそばですが、食べてみると味に優しさを感じることができました。おそらく素材や調味料に、子どもたちが安心して食べられるような配慮がされているのでしょう。ごちそうさまでした!

さて、食べるだけでなく、会場には子どもたちが楽しく遊べるスポットもたくさんありました。「つくってあそぼう」では、ぶんぶんごま、紙コップおばけ、おしゃれブレスレットなどを子どもたちが真剣な表情で作っていました。また「みんなあつまれ」では指人形を使った劇が上演されていました。

所沢保育まつり2017
<つくる楽しさを知る子どもたち>

所沢保育まつり2017
<人形劇にも観客がいっぱい>

所沢保育まつり2017
<暑さを吹き飛ばす霧吹きおじさんも登場>

 

保育まつりならではの展示コーナー

会場には保育園や子育てをテーマにした展示もありました。立ち止まってじっくり読む子ども連れの方も多く、その興味津々な表情が印象的。パネルはいずれも、書いたり、切ったり、貼ったり、保育園の職員の方が手づくりした温かみの伝わる力作でした。

所沢保育まつり2017
<保育園のことがよくわかる展示>

所沢保育まつり2017
<給食をテーマにした展示>

 

ボランティアによるイベント運営

この保育まつりは「保育まつり実行委員会」が主催するもの。正式名称は「所沢市公立保育園保育まつり」ですが、所沢市が主催する行事ではありません。所沢市内にある公立保育園の保育士や保護者がボランティアで運営するイベントです。

普段、忙しく働いている保育士や保護者の方々が寸暇を惜しんで準備や練習を重ね、これだけの規模のイベントを実施するには大変な苦労があることと思います。会場で親子が楽しく過ごせるのもスタッフの隠れた苦労のおかげだと感じました。

所沢保育まつり2017
<家族や友だちと木陰でおしゃべり>

今年で11回目となる保育まつりをレポートしました。親も子も安心して楽しめ、しかも地元密着のコミュニケーションの場でもある貴重なイベントでした。来年も、再来年も、“気になるイベント”であり続けてほしいと願わずにいられません。スタッフと子どもたちに感謝!

 

(取材・文・写真/ジモト発見ライター イワタハルユキ)

 

 

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