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石坂産業株式会社を視察。地域に根差し「自然と共生する、つぎの暮らしをつくる」という志のもと、資源再生事業という崇高な目的を遂行する姿は見習うところがいっぱい。

2017/07/10(月) 家づくりのこと

7月5日に、山口社長と真家営業部長が異業種視察として三芳町にある石坂産業株式会社に行ってきました。
石坂産業は産業廃棄物処理業の企業なのですが、廃棄物の縮減と再生の両立に果敢に挑戦しつづけ「廃棄物の減量とリサイクル化」に挑戦し続けています。
今回はその様子を画像を並べて紹介したいと思います。

 

石坂産業視察 石坂産業視察 石坂産業視察

 

石坂産業視察

まずはプラントを見学です。石坂産業は廃棄物の処理工程を全天候型のプラント内で行います。各作業工程はB棟からF棟の各建物の中で流れ作業で行われていて、場内で大きな重機が動いている様子は大迫力です。気になったのは重機のてっぺんにはコードが付いているところ。実は工場内は排気ガスが出さないようにほぼ完全に電化されており、日立と共同開発したという電動の重機が活躍していました。

 

石坂産業視察 石坂産業視察 石坂産業視察

搬入された産業廃棄物は、重機でざっくり選別し、その後は機械で選別し、最後は手作業で選別です。コンベアに流れている廃材の選別は熟練したスタッフによる手作業です。やはり細かなところは人間がやらないといけないようです。

 

石坂産業視察 石坂産業視察

プラントを出たあとは併設する「三富今昔村(さんとめこんじゃくむら)」へ。今昔村にはいくつかのエリアに分かれていてここ「フォレストパーク」ではいろんな植物、昆虫や鳥などを見ることができます。アプローチの素敵な小径に敷かれているものはリサイクルされたものを使用しています。

 

石坂産業視察

三富今昔村は石坂産業地域貢献と環境への取り組みの一環として作られました。東京ドーム約4個分の敷地には環境体験学習や民族資料館、農業体験のできる自然を通して五感で学べる場所となっています。ここは「アミューズメントパーク」。画面の奥に見えるのはくぬぎの森パン工房。中では本格的なパンを焼く体験ができます。

 

石坂産業視察 石坂産業視察

パン工房を周りの森を囲むように配置されたミニ線路にはミニSL機関車で1周約6分の鉄道の旅が体験できます。沿線に広がる雑木林や小川など里山を凝縮した風景を、みなさん童心に戻ってこのミニSLを愉しんでいる様子。(笑)

石坂産業視察 石坂産業視察

 

石坂産業視察

三富今昔語りべ館は、古民家をそのまま残し江戸から昭和の衣食住や各時代の仕事について紹介する施設です。一気にタイムスリップした雰囲気です。

 

石坂産業視察

石坂産業視察

 

石坂産業視察

ひと昔前まで実際に使われていた農作業等の仕事道具から、身近な家庭用品や調度品まで総合的に展示されており、現代のように電気などエネルギーのない時代の人々の工夫を凝らした生活の様子を伺うことができて中々興味深いです。
また、展示されている農具や民具はまだ現役で活躍中のものあるとか。

 

石坂産業視察 石坂産業視察

展示品の中には古い車やオート三輪などもありました。このオート三輪は昭和初期に貨物自動車として使われていたもので、もともとはオートバイの延長として登場し昭和30年代に四輪トラックが発売されるまで活躍していました。

石坂産業視察

産廃処理という環境も一緒に考えねばいけない業種ゆえの石沢産業が提示したひとつの形。そこには電動で動く巨大な重機や粉塵が舞わないようにミストを使用したり、プラントから出ているトラックが道路を汚さないようにと雨水を利用したシャワーでタイヤを洗浄したりする心遣い。
そして地域に根差し「自然と共生する、つぎの暮らしをつくる」という志のもと、資源再生事業という崇高な目的を遂行する姿は、弊社にもおおいに刺激になることでしょう。ホント、見習うところがいっぱいだったと思います。

 

 

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